人材業界探偵社

人材会社の採用戦略担当から見たHR業界の不思議な世界

序々章:新たな任務、はじめての転職サイトで覚醒

A New Hope

突然ですが、スターウォーズ好きなんですよね。で、エピソード4のタイトルをパクってみました。転職したばかりの状況って世間ではまさにこんな感じ?これからがんばるぞ、的なね。私の場合どちらかと言えば、The Phantom Menace 、直訳、見えざる脅威。これからどうなっていくんだろう、というような。フォースがともにあってくれることを祈っていたのですが、そこに新たな任務が舞い降りてきたのです。

中途採用でエンジャパンに掲載するから各部署と連携して進めてね」

要約するとこういうことです。

「おっと、これはやったことねぇな、営業するほうはまあまあ得意だけど、受けるほうだと原稿とか適当なのバレるな」

「面接なんかやろうもんならとんでもない人が入社してしまうではないか」

と少しダークサイドに傾き加減で中途採用を任されたのです。

 

いや、本当にいろんな人が来た。

掲載スタートすると本当にヤバいくらい応募ってくるんですね。

職種:人材コーディネータ(かっこよく呼ぶとこれ、実際は人材手配の人)

資格:学歴、経験、すべて不問

給与:月収25万円+賞与

勤務地:東京23区

以上。これだけ。

エンジャパンの担当者は、絶対応募来ると言い張っていたのですが、

「本当に?」「こなかったらどうする?」「ただで続けさしてくれる?」

とか一連の交渉むなしく、本当にわんさか応募来たんです。

応募者の対応して面接設定してスカウト打って、こんなことしてるうちに1日終わってしまうくらい多忙を極める状況に陥ってしまいました。

で、一連の対応をしていく中での私の印象は、失礼ながら、こんな感じ。

「世の中、こんなにも高卒の人って多かったのか」

「こんなにもレジュメのクオリティって低いものなのか」

「聞いたことない会社、聞いたことない仕事してる人がこんなにたくさんいるんだ、世の中には」

「40才超えて未経験の職種にエントリーする人ってこんなにいるのか」

 

転職市場所見

そんなことをやってるうちに今の転職市場をこう考えました。

現在、求人サイトから応募してくる人や紹介会社に登録してる人など顕在化して転職活動を行っている人のスペックと、採用したい企業が求めるスペックには大きな差があり、構造的なミスマッチを起こしている。このご時世、いわゆる「できる人」は積極的に転職する理由もなく、現職にとどまっている。よって、今までの手法で「できる人」を探しても、そもそもそんな人は転職市場にいないのである。だからリファラル採用などが注目され、SCOUTERというような、フリーランスの人材紹介のシステムが登場し、潜在的な転職ニーズを掘り起こしにかかっているのである。(一応私もSCOUTER合格者)

いやーたいへんな時代になりました。

 

1つ自己満足、自慢

スカウトメールってやつが転職サイトにはついてるんです。私も各種サイトに登録しているので忘れたころに届いたりするのですが、基本無視する人が多いですよね。「うちの会社いい会社なんで、一度お話だけでもぜひ」っていうメール。

一般的には返信率2~4%くらいでしょうか。

私は約1ヶ月で300通弱、送信しました。

返信率は17%でした。

どうです?

ターゲット誰でもいいんでしょ、とか、集まりやすい職種なんじゃないすか、

とかの話はさておき、私は自分なりの工夫を凝らし、丹精こめてスカウト活動を行った結果がこれです。スパムみたいなスカウトメールとは比較にならんくらいに気持ちをわしづかみにしたはずです。実際私のスカウトメールがきっかけで、、、というお声も多数頂戴しました。

内容を聞きたい方がおられましたら、共有させていただきます。

とはいえ、転職活動されてる方、将来不安な方、まだまだたくさんおられることもよくわかりました。今後、少しでもそういった方のお手伝いができるようにしていこうと強く思った中途採用の件でした。

次くらいから本編いきますかね。